11月7日 まとまったお金が手に入ったら、どう管理する?No.3
*** 2006/11/ 7 **************************
もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ! 【第21号】
毎週火曜日・金曜日発行予定
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<初めて読まれる方へ>は連載の後に掲載しています。
お目通しください。
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−− 目 次 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■ もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ!
「まとまったお金が手に入ったら、どう管理する?
【資産運用編】No.3」
■ 《連載》現代生活息切れコラム
「やっぱり辞めちゃいました。お次はどうする!?」その4
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★★ もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ!
「まとまったお金が手に入ったら、どう管理する?
【資産運用編】No.3」★★
将来の収入が限られているという条件をふまえて、
リスクをはかりながら、
できるだけ運用収益を得る必要があるわけで、
なかなか悩ましい状態といえます。
それでは、こういうご家庭では、
どう資産管理&投資活動したらよいでしょうか。
まずは、家計を見直して、
苦しくない程度に支出の抑制をする必要があるでしょう。
資産管理、という話なのに、
支出の抑制・・・?
と思うかもしれませんが、
収入が限られているご家庭ですので、
できるだけ持てるものを減らさないのも
運用と同程度に重要です。
大前提としてこの作業をしましょう。
生活費のムダがある程度整理されたら、
次にこんな計算をしてみましょう。
まず、自分が絶対生きていないと思われる年齢
(たとえば110歳)を設定して、
それまで何年あるか出します。
そして、全資産をその年数で割ります。
なにを計算するのかといいますと、
○○歳(自分で設定する絶対生きていないと思える年齢)
まで生きているとしたら
1年間にいくら取り崩していいか、
という金額を出すのです。
もし資産が3000万円だったとして、
絶対生きていない年齢を110歳と設定したとします。
自分の年齢が65歳だとしたら、
110ー65=45
死ぬまで45年あります。
資産3000万円を45年で割り算して
3000÷45=およそ67
年間67万円は取り崩してもいい金額です。
すると、こう言えます。
年間の収入に取り崩してもよい金額を足して、
そこから生活費を引く。
するとこのご家庭の余裕金額が出る。
年間の収入 + 取り崩してもよい金額 − 年間の生活費
= 余裕金額
そこで残る余裕金額は、
使ってしまったとしても、家計が揺るがない金額です。
つまり、
資産運用時に余裕金額までは
損しても大丈夫と考えることができます。
意味伝わったでしょうか?
(おおまかなリスク管理の話ですので、
インフレ率、金利などは無視しています)
《続く》
次回は11月10日の予定です。
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★★【連載】現代生活息切れコラム
「やっぱり辞めちゃいました。お次はどうする!?」その4★★
※8月21日発行の第1号から連載しています。
第1号に連載の趣旨を載せています。
よろしかったらご覧ください。
http://smart-moneyplan.blush.jp/2006/08/post_110.html
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死亡保障額を出そうとしたことがある方なら
おわかりになるかもしれませんが、
死亡保障額は、
万一夫が死亡した場合を考えたとして、
一般的に次の計算をします。
夫死亡後、
遺された妻が死ぬまでに支出が予定されている金額の総額から、
準備済み資金の合計を差し引きます。
ここで出た金額が
遺族にとって、不足している金額なので、
生命保険で必要な死亡保障金額となります。
ざっくり書くとそれだけなんですけど、
よく考えると、変動する要素満載です。
夫に万一のことがあった場合、
遺族が必要とする資金は主に次のようなものになります。
1. 家族生活資金(子供を育てる間の生活資金)
2. 妻の生活資金(子供が巣立ってから妻一人の生活資金)
1について考えてみましょう。
これを出すには、次のような式を一般的に使います。
現在の生活資金(年額) × 7割 × (22歳 − 末子の年齢)
※大学まで進学すると仮定した場合
夫死亡後は、
夫にかかっていた生活費がなくなるから、
生活費は3割くらい低くなるだろうということで、
現在の生活資金 × 7割 を計算し、
子供が大学まで行くと考えて、
末子が22歳になるまでは子供のいる生活だから、
そこまでの年数を掛け算して
子供がいる間の生活資金総額を出す式です。
何人かのFPがこの式を使って、
お客様のために
家族生活資金を出すとしましょう。
《続く》
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<初めて読まれる方へ>
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家計見直し、資産運用、保険、年金、老後。
お金に関するどの分野にもはずせないポイントがありますが、
意外に知られていません。
盲点と思われる話題は、
特に取り上げていきたいと思います。
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最後までおつきあいくださって、ありがとうございました。
11月3日に、静岡県浜松市でFPフォーラムがありました。
無料相談員として行ってきました。
今回「おっ!」と思ったのは、
フォーラムにいらっしゃった方は、
希望者20〜30名くらい金融知力テストのようなものを
無料で受けられるチャンスがあったこと。
マークシート方式のテストを受けると、
後日協会から結果が送られてきて、
自分の金融知力がどの程度かわかるというもののようです。
無料でこんなしっかりしたチェックができるものは
そうありません。
こういったイベントは、
多くのみなさんにFPを知っていただきたい
という目的があってFP協会が実施していたりします。
だから、上記のテストのような、
お金がかかるサービスを無料で受けられたり、
ためになる話(講演会)が聞けたり、
無料相談会が開かれていたりするわけです。
ご自身の得になりますから、
こういったイベントは
積極的に足を運んでみられるといいと思います。
ご意見、ご感想などありましたら、お気軽にどうぞ。(^ O ^)/゛
すべて目を通します。このメルマガに返信してください。
また、ここでお会いできることを楽しみに!
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『節約しているつもりなのにお金が貯まらない。
そんな家計が生活レベルを落とさずに貯める方法!』
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『夢実現のための!暮しの家計見直しのコツ
マニュアル&今すぐ計算表』
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発 行 : オフィス井上 代表 井上志野
配信解除 : http://www.mag2.com/m/0000205231.html
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