２０１０年４月２３日 制度を知っていれば戻りが多くなるかも。 Ｎｏ．２
＊＊＊ 2010/04/23 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ！ 【第１５４号】
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★★ もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ！
「制度を知っていれば戻りが多くなるかも。 Ｎｏ．２
【保険編】」★★
高額療養費制度の計算は、
月ごとに行われますので、
その入院が４月中に30日間なのか、
３月から４月にかけての30日間なのかによって、
計算が変わってきます。
３月に10日間の入院で30万円、
４月に20日間の入院で70万円が
保険適用分の医療費だとしましょう。
窓口で支払うのは３割負担だから
３月 ９万円
４月 21万円。
合計30万円。
高額療養費制度の計算をしてみますと、
それぞれの月の自己負担額は、
３月 80,430円
４月 84,430円
となります。
すると戻ってくるお金は、
３月 90,000円 − 80,430円 ＝ 9,570円
４月 210,000円 − 84,430円 ＝ 125,570円
３月と４月の合計は135,140円。
約13,5万円。
入院期間が全部４月中だったら
21万円もどってくるのに。
ということで、
こういうことを知っていらっしゃると、
入院時期を選択できる場面に出くわした時、
治療費負担を低くすることが可能でしょう。
全く同じように治療できるなら
負担は低い方がよいですものね。
高額療養費制度はありがたいものですが、
食事代、差額ベッド代、
保険適用のない先進医療費用などは対象になりません。
治療費は保険でカバーできるかどうか！？
という検討は大切です。
でも、医療費が極力かからない、
健康な体作りこそ
実は費用負担が一番少ないかもしれません。
心も体も健康な生活を！
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発 行 ： オフィス井上 代表 井上志野
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