３月３１日 不況。それはライフスタイル見直しのチャンス。Ｎｏ．４
＊＊＊ 2009/ 3/31 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ！ 【第１３６号】
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★★ もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ！
「不況。それはライフスタイル見直しのチャンス。Ｎｏ．４
【家計管理のコツ編】」★★
日本のエネルギー供給量の構成は、
石油４８％、石炭２１％、天然ガス１７％、
原子力１０％、水力３％、新エネルギー１％
（２００７年）
だそうです。
１９７５年には、
石油が７０％を越えていたことを思えば
割合は下がっています。
が、
エネルギー供給の総量が増えており、
石油の供給量は１９７５年と２００７年と
変わりありません。
（エネルギー・経済統計要覧２００９より）
東京大学名誉教授で、
(社)日本工学アカデミー科学戦略フォーラム代表の
石井吉徳氏の著書（下段※１参照）によれば、
世界の石油の究極埋蔵量は２兆バーレルとみられていて、
現在その半分を使ったので、
残りは１兆バーレルなのだそう。
でも、人間は条件のよい儲かるものから使うので、
残りは条件の悪い深海底、局地などの
小規模油田が多く、
今までのようなコストで簡単に
石油がとれるか疑問、とのこと。
（アメリカの地質調査所は、
究極埋蔵量を３兆バーレルとしているそうですが
石井氏はこれを「楽観的」と言っています）
一方、石油関連の唯一の学術団体である、
(社)石油学会が発行した本（下段※２参照）では、
究極埋蔵量に対する見解や、
石油代替エネルギーとして
石井氏が否定的な、
オイルサンド、オリノコタール、
メタンハイドレートに
大きな可能性を認めている点などは
違いがありますが、
両者に共通しているのは、
・石油は限りある資源である
・いつかは枯渇する
・だから使い方を考えなくてはならない
というところ。
石井氏は、
石油の本格的な代替資源はないので、
まずは徹底的に「使えるエネルギー」を整理し、
無駄なエネルギーを徹底的に排除することだ。
と主張しています。
脱浪費です。
石油学会のほうは、
「石油のノーブルユース」を説明しています。
限りある石油を有効に利用するために、
石炭や天然ガスで代替できる
火力発電や、
科学製品の製造には、
石油利用を極力節約し、
今の技術では石油以外に燃料にできない、
自動車、航空機、船舶などに
優先利用しようという考え方です。
＜ 続く ＞
※１『石油ピークが来た 崩壊を回避する「日本のプランＢ」』
著者 石井吉徳
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※２『石油がわかれば 世界が読める』
編者 瀬川幸一
石油学会創立５０周年記念に発行
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発 行 ： オフィス井上 代表 井上志野
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