暮しの家計　見直しのコツ！

１０月１４日　「『死亡保障が足りないわ・・・』と思う前に確認を。Ｎｏ．９

＊＊＊　2008/10/14　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　　もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ！ 【第１１３号】

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　　★★　もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ！

　　　　「『死亡保障が足りないわ・・・』と思う前に確認を。Ｎｏ．９

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【保険編】」★★

　　　　

　　　　今週は８回にわたり書いてきたことの、
　　　　まとめですね。

　　　　死亡保障は、次の引き算をします。

　　　　遺族が必要とする費用である

　　　　１．家族生活資金（子供を育てている間の生活資金）
　　　　２．妻の生活資金（子供が巣立ってから妻一人の生活資金）
　　　　３．出してあげようと思う教育費

　　　　の合計から、
　　　　入ってくるお金として見込める金額である、
　　　　

　　　　一、遺族年金
　　　　二、現在の預貯金
　　　　三、死亡時の退職金
　　　　四、妻の収入

　　　　の合計を引き算するのです。

　　　　ここで出た金額が
　　　　保険をかけたらよい死亡保障金額です。

　　　　たとえば　３０００万円　と出た時、
　　　　すでに２０００万円の保険をかけていたら、

　　　　あとは１０００万円分どうするか
　　　　考えればいいわけです。

　　　　どうするか考える、というのは、
　　　　どの保険に入るか考えるという意味だけではなく、

　　　　保険料負担がすでに厳しいのであれば、
　　　　死亡保障が少ないのだとよく自覚した上で、

　　　　保険に入ることはあえてやめ、
　　　　お父さんの、そして家族の

　　　　健康増進に努めるということも
　　　　ありだと思います。

　　　　または、見積もりの時
　　　　妻の収入をゼロで計算していたならば、

　　　　いざとなったら働こう、
　　　　と覚悟しておけば、

　　　　保険加入という形でなくても
　　　　よいと考えます。

　　　　大切なことは、
　　　　保険にはいくら入っているか知っていること。

　　　　そして、
　　　　万一の時にお金が不足するのかどうか

　　　　わかっていて、
　　　　覚悟ができているということなのです。

　　　　保険は、
　　　　終身保険なら必ず保険金をもらいますが、

　　　　定期保険なら死亡しなかった場合、
　　　　掛け捨てです。

　　　　むやみにかけることのないように
　　　　したいものです。

　　　　
　　　　ただし、
　　　　いくらわかっていて、覚悟があればよいといっても、

　　　　不足額が２０００万円、３０００万円もあるのに、
　　　　「よし、覚悟はできている！」なんてのは

　　　　ただ無謀なだけなので、
　　　　どうか保険に入ってください。

　　　　ややこしい死亡保障見積もりの話が続きましたが、
　　　　少しずつでも自分たちに関係する知識を増やして、

　　　　自分たちでコントロールできるように
　　　　なっていきたいですね。

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　発　行　：　オフィス井上　代表　井上志野

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