暮しの家計 見直しのコツ! > 81号〜120号 > 7月8日 金融資産保有額の平均は・・・1073万円!?
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7月8日 金融資産保有額の平均は・・・1073万円!?

*** 2008/ 7/ 8 **************************


  もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ! 【第99号】

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  ★★ もう迷わない。最後に行き着く家計見直しのコツ!


     「金融資産保有額の平均は・・・1073万円!?

                    【家計管理のコツ編】」★★


    
    知名度も上がってきたようですが、
    『金融広報中央委員会』ってご存知ですか?


    この組織は、
    都道府県金融広報委員会、政府、
    日本銀行、地方公共団体、民間団体等と協力して、


    中立・公正な立場から、
    暮らしに身近な金融に関する広報活動を行っているところ。


    そこでは、暮らしや金融に関する調査を実施し、
    統計データをわかりやすく公表しているのですが、


    平成19年の調査によれば、
    一世帯あたりの金融資産保有額平均は1073万円!
    だそうです。


    20代、30代のご家庭では
    そりゃ多すぎないかい?という感じですね。


    ということで、年代別のデータも見てみますと、

    20代    171万円
    30代    455万円
    40代    812万円
    50代   1154万円
    60代   1601万円
    70代以上 1432万円

    が平均となっています。


    さきほどよりは、近くなってきたかな?
    でも、まだ実感に遠いご家庭も多い・・・。


    平均値というのは、
    少数でも高額の資産を保有する世帯があることで、


    値が引き上げられてしまっているため、
    このようなことが起こります。


    わかりやすい例を金融広報委員会のサイトから
    引用させていただきますと、


     10世帯のうち9世帯が100万円を持っていて、
     残りの1世帯が1億円を持っている場合に、
     平均値は1090万円。

     調査を受けた10世帯のうち9世帯は、
     調査結果が1090万円と聞けば、
     その値に驚く。


    このような例から考えますと
    わかりやすいですね。    


    そこでより実感に近くなるよう、
    併記されているものがあります。


    それが「中央値」。
    

    調査対象世帯を保有額の少ない順に並べたとき
    真ん中にくる世帯の保有額を言います。


    自分の保有額が中央値であれば、
    調査対象家庭の中で、


    半分のご家庭は自分より少ない保有額であり、
    半分のご家庭は自分より多い保有額であるとわかります。


    ちなみに平成19年ではそれがいくらかというと、
    全体では420万円が中央値。


    年代別に見てみると、
    
    20代     60万円
    30代    172万円
    40代    350万円
    50代    600万円
    60代    780万円
    70代以上  500万円

    となります。


    こういう数値が出てくると、
    自分の保有額と比較して、
    あせったり、逆に安心したりしてしまいます。


    でも、
    比較していったいなにになるのかしら・・・。


    ずっと言い続けていますが、
    家計は千差万別。


    同じ金融資産を持っていたとしても、
    負債をたくさん抱えているご家庭と、
    負債ゼロのご家庭とでは、


    気をつけることも、
    これからやらなければいけないことも、
    まったく違ってきます。


    家族構成や収入の違い、
    保険、不動産など他の資産の状況、
    価値観などなど、


    結局、必要な金融資産額は
    総合的に見る必要があります。


    調査などの結果はチラッと見るにとどめ、
    家計管理は落ち着いてわが道を行きましょう!

 


    
        


    

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 発 行 : オフィス井上 代表 井上志野


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