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収入アップ!2 その収入は全員の合計?

「家計管理」と一口にいっても、
その管理している範囲はどこまででしょうか?

収入を増やしたり、節約したりするとき、
意外に切り込めない聖域を持ったご家族って多いものです。

たとえば、

年金収入のある同居のご両親の生活費を、
子夫婦が一切めんどうみているような場合。

子夫婦としては、
家計にいくらかいれてくれると助かりますが、

なかなか言いにくいですものね・・・
当たり前になっていると。

別の例。

成人して働いている子供がいるが、
特に家にお金を入れていないというような場合。

親家計がせっぱつまっていなければ、
あまりうるさく言わないかもしれません。

こんな例も。

夫婦共働きで
お子さんがいらっしゃらなくて、

互いに生活費は出すが、
それ以外は自由という形にしている場合。

これって生活費以外の、
相手のお金に口を出すのって

はばかられます。

自分も口出しして
欲しくなかったりするし。

しかし。

いずれの例においても、

同じ家に住み、
同じようにご飯を食べている仲間なら、

家計に組み込むことは間違いではありません。

また、情報を一元管理できないのは、
どう考えても効率が悪いです。

すべて変えるのは難しいかもしれませんが、
これを機会に、見直してみませんか。

●各ご家庭の事情に合わせて提案してみよう

 親御さんの場合には、

 これまでの経緯というものもありますので
 一概には言えませんが、

 特に大きな経済的利益を得たことがなければ
 提案してみるのも一つの手です

 大きな経済的利益というのは、

 「住宅は親が建て、そこに無償で同居している」

 「高額の婚礼費用を親が出した」

 「子供の進学資金を祖父母が提供した」

 など。(各ご家庭によって他にもあるかと思いますが)

 こういったことがないならば、
 生活費の一部負担を頼んでみましょう。

 突然依頼しても、
 受け入れにくいでしょうから、
 
 家計状況や今後の目標などを説明し、
 理解を求めた上で、
 
 「家賃」「食費」などの名目で入れていただくのは、
 悪いことではないと思います。

 説明なしでお願いすることは難しいでしょう。( ^o^)b♪

 親御さんの負担にならない金額で
 相談してみてはどうでしょうか。

 また、成人し働いているお子さんの場合。

 家にいくらか入れてもらったほうが、
 本人のためにもよいでしょう。

 生きるにはお金がいるのです。

 最近ニートが問題になっていますが、
 これは難しい悩みです。

 お金を入れてと頼む前に、

 働くなり、学校行くなりしないのか、
 という問題があるわけですから。

 ただ、親のマネープランには、
 通常成人した子供の分は含まれていません。

 だいたい、含まれていたらヘンです。

 ですので、

 予定外に成人後のお子さんを養ってしまうと、
 親の老後費用などに支障をきたします。

 必要な金額が貯まらないのです。

 解決は簡単でないかと思いますが、
 できる範囲で話し合っていく必要があるでしょう。

 夫婦共働きで収入の全体把握ができていない場合は、
 とにかく、透明性を高めることをお勧めします。

 「収入の情報を一元管理」しましょう。

 一番のお勧めは、やはり「収入の一元管理」ですが。

 人生にかかる大きな費用は、
 すぐに貯まりません。

 かなり年を経てからでは、

 相手の貯蓄がまったくなくて困った、
 といっても取り返しがつかなくなります。

 あとでけんかしないためにも、
 どうですか?

ここで挙げたのは例です。

各ご家庭にある聖域を見直してみましょう。
次回の見直し点はこちら。収入アップ!3 短時間労働の人が労働時間を増やす

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